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定年後の生きがいを考える

 定年後の生活設計と深く関わる「定年後の生きがい」。それまでの生きがいが仕事だった人、定年前は忙しくて生きがいどころではなかった人の場合、これまでの仕事を手離し、それと引き換えに自分の時間が増えることに、とまどいを感じることも多いようです。
 「生きがい」とは単なる楽しみではなく、生きるうえで支えとなる張り合いや喜び。定年後の長い人生が、虚しさや物足りなさを感じる日々とならぬよう、なるべく早めに定年後の生きがいや、定年後の過ごし方について考えることが大切です。セカンドライフが楽しみになるような定年後の生活設計を立てましょう。

定年後の生きがい探しのポイントと注意

 定年後の生きがい探しで重要なポイントは「楽しめること」「成長を実感できること」「(経済的・体力的・環境的に)無理せず続けられること」の3点。この3点を押さえていれば、定年後の生きがいが再び仕事となっても、趣味やボランティアであっても、自然と毎日が充実してきます。それぞれの注意点を確かめて、いざ第二の人生へ!
▼定年後の生きがいに「趣味」を選ぶ
 興味を感じることがあれば、未経験でも経験者であっても、まずは教室やカルチャーセンター、地域のサークル活動などに参加するのがおすすめ。一人でできる趣味も多いですが、仲間と出会うことで楽しさややりがいが増し、活動の幅広い展開にもつながります。入会前に教室見学や体験教室などを試し、年齢層や雰囲気、活動スタンスなどが自分に合っているかどうか確認しましょう。
▼定年後の生きがいに「ボランティア」を選ぶ
 人の役に立つことを生きがいに感じる人は、ボランティア活動もおすすめです。地域活動の手伝いからシニア海外ボランティアまで活躍の場は広く、音楽活動、介護、翻訳、講師など、自分の得意分野を生かせる内容のものも少なくありません。ただしボランティアとはいえ、内容によっては大きなリスクや責任をともなうものもあるので、その点については事前によく確かめることが大切。ボランティア活動中のケガや、第三者に被害を負わせた場合に備える「ボランティア保険」などもあるので、参考にしてください。
▼定年後の生きがいに「仕事」を選ぶ
 これまでのキャリアや人脈を生かして起業したり、趣味と実益を兼ねた店を持つなど、定年後の仕事で夢やロマンを追い、生きがいとすることもできます。そのために必要なのは、家族の理解と、万一その事業が失敗しても生活に困らないだけの貯金があること。そのいずれか一方でも欠けている場合、定年後の生きがいとしての起業や開店はおすすめできません。それでも定年後に仕事がしたい場合は再就職再雇用の道を探りましょう。そこに生きがいが感じられなければ、生きがいはボランティア活動や趣味に探すほうが安全です。

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