スポンサードリンク

 スポンサードリンク

定年後の再就職と資格の関係

■50歳〜60歳代に人気の資格
 定年後の再就職をめざすとき、何か資格を取得して強みにしたいと考える人は多いようです。50歳〜60歳代の人に人気の資格は、マンション管理士、英検、ファイナンシャルプランナー、宅建、中小企業診断士、電気工事士など。さらに行政書士、環境計量士、ケア・マネージャー、社会保険労務士、年金アドバイザーなどの資格も注目度が高いです。
■定年後に役立つ資格は少ない
 しかし、実際にシニア向けの就職で、これらの資格を条件とする求人はあまり多くありません。これまでの仕事やキャリアに関連した資格であれば、再就職を有利にしたり、資格によっては独立できる場合も確かにあります。反面、明確なビジョンもプランもないまま、とりあえず何か役に立つだろうと適当に資格を選んで取得しても、定年後の再就職や収入にはつながらないケースが多いことに注意しましょう。

定年後の再就職に役立つ資格と生きがいになる仕事

■シニア向けの求人でニーズの高い資格
 では逆に、シニア向けの求人でニーズの高い資格は何かというと、大型二種(バス)や普通二種(タクシー)の運転免許、保育士、看護師・准看護師、薬剤師、調理師、栄養士、介護福祉士、ホームヘルパー1級・2級、社会福祉士など。運転手のほかは、福祉施設や介護施設のスタッフの求人の多さが目立ちます。上記の資格のなかで今から取得する資格としておすすめなのも、やはり福祉・介護系。人によって向き不向きはあると思いますが、人や社会の役に立ちたいという思いが強い人は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。新たな生きがいになるかもしれません。
■定年後の再就職に役立つ福祉・介護系の資格
<ホームヘルパー3級・2級・1級>  仕事は自宅で暮らす高齢者や障害者の家事や介護など、生活全般のサポート。地方自治体などが実施する養成講習を受講することで資格が取得できます。3級・2級は誰でも受講可。1級は2級の資格取得後、1年以上の実務を経験した人に受講資格があります。
<介護福祉士>  仕事は高齢者や障害者の介護のほか、ホームヘルパーの指導や管理など。筆記試験に合格し、介護技術講習を受講することで資格が取得できます。受験資格は、施設などで3年以上介護業務に従事した人、または高校(NHK学園の通信制も含む)の指定科目を修了した卒業者および卒業見込み者。

 スポンサードリンク