スポンサードリンク

 スポンサードリンク

定年後に必要な生活費の金額

■定年後の生活費は30万円弱?
 定年後、夫婦二人が生活するためには1ヶ月に26〜27万円程度、ゆとりのある生活を楽しむためには36〜40万円程度の生活費が必要といわれています(参考:総務省統計局資料・生命会社資料)。具体的な試算の一例を挙げますと、住宅の管理費等・駐車場代に3万円、住民税・健康保険・固定資産税等に5万円、光熱費・通信費・新聞等に3万円…ここまで生活費の基本に11万円。そのほか、食費6万円、病院・交際費・車関係・生活雑費に4万円、小遣い5万円などを加えると、1ヶ月の生活費は27万円になります。
■定年後の生活費で暮らす生活イメージ
 持ち家がある人で、上記のような生活を定年後の暮らしとしてイメージしている場合、生活費は30万円弱が目安となるでしょう。ただし家賃が必要な場合、固定資産税は不要となるものの、小遣いや食費などのお金をけずる必要があるため、生活が苦しく感じられるかもしれません。持ち家がある場合も、27万円の生活費には、小遣い5万円があるだけで、旅行費や衣服費、趣味費などの枠はありません。これらのゆとり費用を加えることで、定年後の生活費は人によって異なってきます。

定年後の生活費と年金

■定年後の生活費に対する年金の役立ち度
 定年後の生活費を助けてくれるのが年金ですが、勤続40年で月平均手取額40万円程度の会社員と専業主婦の夫婦の場合、年金は月額24万円程度(厚生労働省が試算のモデル)。満額支給となるのは65歳です。実際は年金の金額がこれを下回る人が多いと思いますし、そうでなくても定年から65歳までは無収入のため、毎月の生活費を確保する必要があります。また年金が支給される65歳以降も、ゆとりある生活をするには、年金プラスのお金が必要となります。
■定年後の生活費の確保
 これらの生活費を退職金や貯蓄などのお金で充分まかなえる場合は心配ありませんが、定年を前にした人の不安のランキングでは「お金(生活費等)」に関する不安が1位。定年後の生活費として充分な用意ができていない人の多さをうかがわせます。そこで考えたいのが、定年後の生活費を年金以外の収入で確保する方法。「雇用延長」「再就職」「起業」「資産運用・投資」「副収入・アフィリエイト」「リバース・モーゲージ」などの手段があります。

 スポンサードリンク