フリーローンで借り換えやおまとめをするメリットには、カードローンと比較して「金利が低い」「審査が緩い」という点にあります。
借り換え専用のフリーローンローンもあるので、複数から高金利で借金をしている人は上手に利用しましょう。
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フリーローンとは、個人向けに無担保・無保証で現金を融資するサービスのことで、いわゆるキャッシング。住宅ローンやマイカーローンと違い、借りたお金を自由に使うことができます。
借りたお金を自由に使えるという点では、カードローンとも似ていますが、カードローンは融資枠内であれば何度でも自由にお金を借りたり返したりすることができるのに対し、フリーローンでお金を借りた場合、借入残高が0になるまで一方的に返済を続けなければなりません。もし融資額を追加したい場合は再審査と再契約が必要になります。
こうして比較すると、フリーローンよりカードローンのほうが便利そうですが、フリーローンのメリットは、カードローンに比べて審査が緩い傾向にあり、金利もカードローンより低い点にあります。とはいえ、フリーローンは大きく3タイプに分かれ、それぞれ審査や金利も異なるので、選択の際は注意が必要です。
フリーローンの3タイプとは、「消費者金融のフリーローン」、銀行がバックアップしている「銀行系フリーローン」(アコム・モビット・プロミス・アイフルなど)、銀行が直接融資を行う「銀行フリーローン」(レイク・じぶん銀行カードローン・三井住友銀行カードローン・三菱東京UFJ銀行カードローンなど)です。
このなかで、最も審査が緩いフリーローンは一般的な消費者金融のフリーローンで、次が銀行系、最も審査が厳しいのは銀行フリーローンです。
一方、最も金利が低いフリーローンは銀行フリーローンで、最低金利の目安は5.0%前後。次に金利が低いのは銀行系フリーローンで、金利の目安は7.0%台。最も金利が高いのは消費者金融のフリーローンで10%〜15%程度が目安となります。
こうしたなか、カードローンなどと比較して「金利が低い」「審査が緩い」というメリットを生かし、複数の借金を借り換えて、フリーローンをおまとめローンとして使うという利用法も注目されています。
銀行では借り換え専用のフリーローンを用意しているところもあり、トマト銀行「ひとまとめ」(金利4.8%〜)や、オリックス「バンクプレミア」(金利5.0%〜)も、そうしたおまとめ用の借り換え専用ローンです。
しかし、銀行のフリーローンでは審査が難しそうな場合、審査の緩い銀行系フリーローンを利用するという選択肢もあります。銀行系フリーローンも一般的な消費者金融のカードローンの金利よりは低いので、複数の借金がある場合、フリーローンによる借り換えやおまとめを考えてみてはいかがでしょうか。
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